構造が見えている建築が好きだ。
無理のない架構。素材の素直な使い方。日射の抜け方。風の通り道。
そんなものを追いかけて、ただ歩いている。
旅の目的地は、有名建築とは限らない。
ふとした架構、木の継ぎ手、軒先の処理。
そういう細部に「おっ」と思うことがある。
このブログは、そんな「おっ」の記録だ。
理屈のようで理屈じゃない、記憶のようでメモのような断片たち。
建築を学んでいる人にも、なんとなく構法が気になる人にも、
「ああ、なんかわかる」と思ってもらえたらうれしい。
それ以上でもそれ以下でもない。
※構造、素材、街並みに興味のある方へ。
写真と文章の転載はご遠慮ください。